尼崎の食文化、知ってる? #尼崎あるある

    2025.01.26

    加納 ゆい
    加納 ゆい
    記事作成者

    みなさん、尼崎市民ですか? それとも尼崎に興味のある市外の方ですか?

    大阪の中心地から程近い一方で兵庫県民である尼崎は、両府県のいいとこ取りをした独自の食文化があります。

    そこで、尼崎あるある アマの食卓編動画を作ってみました。ぜひ、ご覧ください。

    あ、その前に動画を見て、あわよくばチャンネル登録もお願いします♪

    解説と補足

    ホルモン焼きあるある

    尼崎市は、関西地方でも特にホルモン焼きの激戦区です。街を歩けば、あちこちでホルモン焼き屋の香ばしい匂いが漂っており、地元の人々にとっては日常の一部となっています。

    牛のホルモンが中心の大阪に対して沖縄からの移住者が多い尼崎では、豚のホルモンを使うことが多いです。

    お店ごとに味付けに特色があるので、人ごとに好きなホルモン焼き(推しホルモン焼き)があるはず!

    尼崎の人たちにとって、ホルモン焼きは仕事帰りになんとなく買うモン、放課後に友達と食べるモンとなっています。

    よね?(私はそう)

    尼崎を訪れる市外の方は、ぜひ食べてみたい名物の1つとなっています。

    あまっぷで、尼崎ホルモンマップとか作りたいですね!

    ソウルフードあるある

    「尼崎あんかけチャンポン」は、ホルモン焼きと同様に尼崎を代表するソウルフードの1つです。この料理は戦後から親しまれてきましたが、一時期は忘れられかけていました。

    しかし、尼崎商工会議所青年部の努力により、復活を遂げました。

    現在、尼崎市内には20以上のお店で『尼崎あんかけチャンポン』を味わうことができます。

    各店舗がそれぞれ独自のアレンジを加えており、同じ「あんかけチャンポン」でも店によって味わいが異なります。(うどんの店も!)

    地元の人たちも、観光客のみなさんも自分好みの『尼崎あんかけチャンポン』を探してほしいです。

    たこ焼き機あるある

    尼崎市は大阪府ではありませんが、たこ焼き文化が深く根付いています。

    多くの家庭にたこ焼き機が当たり前にあるはずですし、推したこ焼きもきっとあるでしょう。

    家で作って食べる際は、単にたこ焼き粉を使うだけでなく、麺つゆを入れたり、山芋をすりおろして入れたり、キムチや牛すじ、チーズやウィンナーを入れたり……各家庭の流派があるはずです笑

    休日には家族でたこ焼きパーティー(タコパ)を開くことも珍しくありません。

    また、学校や地域のイベントでもたこ焼きが振る舞われることが多く、コミュニティの絆を深める役割も果たしています。

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    あまやさいあるある

    「あまやさい」は尼崎市の特産品として知られる野菜のブランド。尼崎市では、都市農業の振興と地産地消の推進を目的として、このブランドを立ち上げました。

    あまやさいは、地元の農家によって丁寧に栽培され、新鮮な状態で市民に提供されています。

    市全体の2%程度しか農地がありませんが、市の農政課や地域の団体、個人と連携してあまやさいの普及に努めています。

    例えば、市役所近くのパン屋さんのベーカリーレーブさんも時々軒先で、あまやさいを販売しています。出屋敷のガサキックス・ラボさん、次屋にあるLianLasoさんなど多くのお店であまやさいを使ったメニューを食べることが可能です。

    また、園北ファームさんは農地の法律が変わってから柔軟な対応で尼崎の農業を盛り上げた立役者。

    この素敵なチームについても、いずれあまっぷでまとめて発信できたらと思っています。

    田能の里芋

    田能の里芋は、尼崎市の特産品として高い評価を受けた野菜。

    この里芋は、粘り気が強く、滑らかな食感が特徴です。煮物や炒め物、揚げ物など、様々な料理に使用され、その独特の風味と食感を楽しむことができます。

    園北ファームは、田能の里芋の生産に携わる重要な農場の1つです。伝統的な栽培方法を守りつつ、現代的な農業技術も取り入れることで、高品質な里芋の生産を実現しています。

    また、地域の農業振興や食育活動にも積極的に参加し、田能の里芋の魅力を広く伝える役割も果たしています。

    NHKにも特集され、確実に需要は高まっているのですが、農地面積の制限もあり、市場にあまり出回りません。小学校の給食には出てるらしくて……羨ましいぞ!

    まとめ

    尼崎市は、独自の食文化と農業を誇る魅力的な都市。

    ホルモン焼きやあんかけチャンポンといったソウルフードもですし、家庭に根付いたたこ焼き文化も、そして「あまやさい」や田能の里芋といった特産品も!

    これらの「尼崎あるある」だけでは正直全然足りないので、食文化編は第二弾以降も続いていくと思います。

    尼崎の食文化に触れて、なんかおもろいな、素敵やな、と思ってくれた人に、フランスの美食家のブリア・サヴァランの言葉を。

    新しい一皿の料理の発見は、人類の幸福にとって、一つの星の発見よりも、より有効なものである

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    加納 ゆい

    1989年生まれ。20代は音楽シーンを中心に活動。現在は、映像編集やジャーナリスト活動を行いながら、兵庫県尼崎市の地域活性などに携わっている。合同会社あまっぷのスタッフ。

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