尼崎城って知ってる? 商店街ほっこりする! 尼崎あるある〜産業と文化編〜

    2025.01.31

    加納 ゆい
    加納 ゆい
    記事作成者

    みなさん、尼崎市民ですか? それとも尼崎に興味のある市外の方ですか?

    尼崎にはなぜお城が最近建ったり、音楽イベントが増えていたり、独特な文化があります。また、世界初の産業技術もいくつかある魅惑の街でもあります。

    そこで、尼崎あるある 産業と文化編の動画を作ってみました。ぜひ、ご覧ください。

    あ、その前に動画を見て、あわよくばチャンネル登録もお願いしますね〜♪

    解説と補足

    工業都市の夜景

    尼崎と言えば、工場地帯のイメージが強いですね。しかし、その工場群が織りなす夜景は、意外にも美しい光景として注目を集めています。時折開催される工場夜景ツアーは、尼崎の新たな観光資源として人気を博しています。

    運河のクルーズは武庫川渡船さんがやってるようですよ〜♪

     


    ひらめきの町 尼崎

    尼崎は工業の街として発展しましたが、その中で数々の世界初が誕生してきました。

    板ガラスの量産技術

    旭硝子株式会社(現AGC株式会社)の関西工場が、日本で初めて板ガラスの工業化に成功しました。現在も薄型ディスプレイ用ガラス基板などの最先端製品を生産しているんです。

    高合金油井管の製造

    株式会社神戸製鋼所の尼崎製造所が、高合金油井管の製造で世界的に知られています。

    世界唯一の頭蓋骨博物館

    「シャレコーベ・ミュージアム」は、世界で唯一の頭蓋骨だけを展示する私設博物館です。約8,000点の頭蓋骨関連のコレクションを有し、2003年に開館しました。

    おまけ:世界一早いルービックキューブ完成

    余談ですが、2024年には、三菱電機のコンポーネント製造技術センターの若手技術者たちが開発したロボットが、ルービックキューブを0.305秒で完成させ、ギネス世界記録に認定されています。(YouTube)

    それをしようと思ったそのひらめき、ナイスです!


    2019年に尼崎城が再建

    現在の尼崎城の再建は、家電量販店「ミドリ電化」(現エディオン)の創業者である安保詮氏の尽力によって実現したのをご存知ですか?

    安保氏は「(尼崎市出身ではないが)創業の地に恩返しがしたい」という思いから、約12億円の私財を投じて尼崎城天守を建設し、尼崎市に寄贈しました。

    また、市民が城主になれる「一口城主制度」や瓦に名前や想いを書く「一枚瓦寄付」などの制度によって追加で2億円集まりました。

    建築基準法などいろいろな事情から、鉄筋コンクリート造ではありますが、その分自由な運営ができます。

    懐かしさも感じるのに新しい尼崎城では定期的にイベントをしているので要チェックです!


    路上ライブや音楽イベントが増えている

    あまがさきみんなのミュージックフェスティバル

    通称「あまみみ」2024年9月29日に開催された大規模な音楽イベントで、市民参加型のステーがいくつもありました。

    尼崎 MUSIC PARK

    通称「あまみゅ」は2023年・2024年に開催された音楽イベント。

    ODA AOHARU MUSIC FES

    小田南生涯学習プラザで開催されるイベントです。2025年3月15日、出演者も募集されています。

    尼ソニック

    2014年頃から毎年開催している音楽イベントです。

    ちなみにこの写真の男性は、伏見ダイゴさんという尼崎を中心に活動しているアーティストさんです。

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    商店街の活気が令和になってもずっとある

    尼崎の商店街は、今でも地元の人々の憩いの場として賑わいを見せています。昔ながらの雰囲気を残しつつ、新しい取り組みも積極的に行われています。

    押しチャリンピック(三和本通商店街)

    秋ごろに開催されているイベント。自転車のマナー向上への意識が高まりますね。

    さんとしょ図書館(三和本通商店街)

    三和本通商店街の空き店舗を活用して、「さんとしょ~さんわにあるみんなのとしょかん~」というプロジェクトが立ち上がりました。民間の図書館として本の貸し借りや、スペースを利用したイベントの開催などを行っているようです。

    さいごに

    こうやってまとめてみると、尼崎は工業の街でありながら、それを文化や観光に変えていくパワフルさがあることが分かりました。

    不思議な街ですね〜!

    あまっぷでは引き続き、さまざまなことを特集できたらと思っています。また、尼崎のことを発信したい人や尼崎での活動を宣伝したい人、ぜひお問い合わせください♪

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    加納 ゆい

    1989年生まれ。20代は音楽シーンを中心に活動。現在は、映像編集やジャーナリスト活動を行いながら、兵庫県尼崎市の地域活性などに携わっている。合同会社あまっぷのスタッフ。

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