尼崎の藻川はMo RiverではなくMogawa River
2025.05.03


尼崎の一級河川、藻川(もがわ)って、「も リバー」だと思っていたんですが、看板を見るとMogawa Riverだそうです。
なんだかおかしい気がしますが、調べてみると日本の地名が英語に翻訳される際、2つの方式で決められることが多いのだそうです。
そこで、それぞれの特徴と全国での例を探してみました。
【追加方式】
この方式では、日本語の地名全体をローマ字表記し、その後に地形を示す英語を追加します。 例えば、荒川は「Arakawa River」、月山は「Mt. Gassan」となります。この方式は、元の日本語の地名をそのまま残し、外国人にも理解しやすくするために用いられるそうです。
・例
荒川(Arakawa River)、月山(Mt. Gassan)
【置換方式】
この方式では、日本語の地名のうち、地形を示す部分を英語に置き換えます。例えば、利根川は「Tone River」、筑波山は「Mt. Tsukuba」となります。
例:
利根川(Tone River)、筑波山(Mt. Tsukuba)、富士山(Mt. Fuji)、紀伊半島(Kii Peninsula)、東京湾(Tokyo Bay)、笹ヶ峰高原(Sasagamine Highland)、妙高高原(Myoko Highland)
藻川(Mo River)は、置換方式ですね。 どうやら、響きを大切にしたり、表記のしやすさを大切にしたり、いろいろな想いで訳されているそうですよ。 またひとつ勉強になりました。
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1989年生まれ。歌手活動とウェブ制作やジャーナリスト活動を行いながら、兵庫県尼崎市の地域活性などに携わっている。合同会社あまっぷのスタッフ。
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