尼崎で進む加熱式たばこ増税とマナー強化|最新値上げ・条例・市民の声まとめ
2025.05.19


尼崎市でもたばこの増税や規制が強化される中、電子タバコや加熱式たばこを取り巻く課税の動きが注目されています。今日のあまっぷブログでは、最新の増税動向と市民への影響、そして尼崎ならではのマナー向上の取り組みについて解説します。
目次
- 1. 尼崎市のたばこ税と値上げ動向
- 2. 尼崎市独自のマナー向上策と過料導入
- 3. 市民や利用者の声
- 4. まとめ
尼崎市のたばこ税と値上げ動向
尼崎市では紙巻きたばこ・加熱式たばこ共に段階的な増税が続いており、2025年5月には主要銘柄の値上げが発表されています。
2026年からは加熱式たばこの課税方式が見直され、紙巻きたばことの価格差がほぼなくなる見込みです。これまで加熱式たばこは税負担が軽く、価格も安かったため、今後は喫煙者の負担が一層増すことになります。
一方で、電子タバコ(VAPE)は現状たばこ税の課税対象外で、価格面での影響は受けていません。しかし、今後の法改正や規制強化の動きには注意が必要です。
尼崎市独自のマナー向上策と過料導入
尼崎市は、マナー向上に向けたさまざまな取り組みを行っています。
2025年4月からは、駅周辺などの路上喫煙禁止区域で違反者に1,000円の過料が科される制度が始まりました。これは単なる罰則強化ではなく、「吸う人も吸わない人もお互いを尊重し、快適な環境を共有する」という市民意識の醸成を目指したものです。
市では2018年から「尼崎市たばこ対策推進条例」に基づき、禁煙支援や受動喫煙防止、歩きたばこ・ポイ捨ての禁止などを推進。
さらに、マナー向上推進担当部署が中心となり、声優・高山みなみさんを起用した啓発アナウンスや、駅前清掃活動など、市民参加型の取り組みも積極的に行われてきました。
こうした努力の積み重ねにより、尼崎市は年々クリーンな街へと進化し、市民のマナー意識も向上しています。今回の過料導入も、その流れの中で「より住みやすい尼崎」を目指すための一歩と位置づけられています。
市民や利用者の声
増税や値上げについて、喫煙者からは「これ以上高くなると続けられない」「禁煙を考えるきっかけになった」といった声が多く聞かれます。
一方で、非喫煙者からは「税収アップは歓迎」「健康被害が減るのは良いこと」といった賛成意見や、「値上げだけでなく、規制強化も必要」との声もあるようです。
まとめ
たばこ増税は今後も続き、加熱式たばこの値上げ幅は特に大きくなります。
電子タバコ(VAPE)は現時点で増税の影響を受けていませんが、今後の法改正や規制動向にも注目が必要です。
尼崎市では、市民と行政が一体となってマナー向上や街の美化に取り組んでおり、過料導入もその一環です。健康・経済・マナーの観点から、たばこを取り巻く環境の変化をしっかり把握し、より快適な尼崎を目指していきましょう。

加納 悠以 あまっぷブログ一覧
1989年生まれ。歌手活動とウェブ制作やジャーナリスト活動を行いながら、兵庫県尼崎市の地域活性などに携わっている。合同会社あまっぷのスタッフ。
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