ひったくり激減!尼崎の治安が良くなった理由と防犯の取り組み5選【尼崎あるある】
2025.06.03


久しぶりにYouTubeに「尼崎あるある〜治安編〜」の動画をInstagramとYouTubeにアップしました。
かつて「治安が悪い」と言われてきた尼崎ですが、実際は大きく変わっています。今回の動画では、最新の防犯事情や市民の意識向上、街の安心安全を支える取り組みについて5つの事例を紹介しました。
この記事では、それぞれの事例を詳しく解説しますので是非ご覧ください。
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目次
解説と補足

ひったくりは減っている
尼崎といえば「ひったくりが多い」というイメージを持つ方も多いかもしれません。
私もかつて、そうでした。
ですが、実はこの10年でひった くりをはじめとする街頭犯罪は大幅に減少しているそうなんです。
2012年と2020年を比較すると、ひったくり件数は221件から37件へとおよそ90%減少して、自転車盗難や放置自転車も大きく減り、街頭犯罪全体も60%ほど減っているというデータが出ています。
市と警察が連携し、犯罪心理学に基づく対策や「ひったくり撲滅宣言」など、理論的な施策を積極的に導入したことが大きな成果につながっています。
ただし、特殊詐欺は年々増えているので気をつけたいところです。

青色防犯パトロールって知ってる?
尼崎では市民が主体となって「青色防犯パトロール」が活発に行われています。
これは、青色回転灯を装備した車で地域を巡回し、犯罪の抑止や住民の安心感向上に貢献する仕組みです。
兵庫県警察の認可を受けた団体が定期的にパトロールを実施し、地域の安全を守っています。民間企業や自治体も参画し、子どもから高齢者まで幅広く見守る体制が整っています。
青LEDは安心感をあたえるような効果もあるそうですよ。いつもご苦労さまです!

防犯カメラが増えてる!尼崎の協力で設置が加速
一般的に。防犯カメラが増えることで、犯罪抑止と検挙率が大きく向上するといわれています。
尼崎市では、まちづくり防犯グループなどの地域団体が新規設置や更新を行う際、補助金を活用できる制度が整っています。
令和7年度も設置・更新費用の一部が補助対象となっており、これまでの補助事業と合わせてカメラ設置が加速しています。これにより、街のあちこちで防犯カメラが目に付くようになり、市民の安心感も高まっています。

たばこマナー向上中!尼崎のたばこ対策
尼崎市では2018年に「たばこ対策推進条例」を制定し、歩きたばこや吸い殻のポイ捨て禁止、路上喫煙禁止区域の指定など、マナー向上に力を入れてきました。
2025年4月からは、指定区域内での違反に対し1,000円の過料が導入され、指導も強化されています。駅周辺の整備や喫煙所の設置も進み、以前よりも明らかにマナーが良くなったと感じる市民が増えています。

ボランティアパトロール「あなたを守り隊」とは
「あなたを守り隊」は、日常のウォーキングや自転車移動、車のドライブレコーダー、防犯カメラ設置などを通じて、地域の見守り活動を行う市民ボランティアです。
首かけストラップやIDカード、ステッカーなどを活用し、普段の生活の中で“ながら見守り”を実践。事件や事故が発生した際には、ドライブレコーダー映像の警察提供なども行い、地域防犯力の密度を高めています。
地域住民の協力が、犯罪の未然防止と安心感の向上につながっているそうです。
こういった、地域で治安を高めていくのって、とっても素敵だと思います。
さいごに
尼崎の「治安が悪い」というイメージは、今や過去のものとなりつつあります。
市民と行政、警察が一体となった防犯対策やマナー向上の取り組みで、実際に犯罪件数は大きく減少し、安心して暮らせる街へと進化しています。
これからも市民一人ひとりの意識と協力で、さらに安全な尼崎をつくっていきたいと思いました!

加納 悠以 あまっぷブログ一覧
1989年生まれ。歌手活動とウェブ制作やジャーナリスト活動を行いながら、兵庫県尼崎市の地域活性などに携わっている。合同会社あまっぷのスタッフ。
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