「それ、熱中症のサインかも?」初期症状と今すぐできる対策
2025.06.22


私もそうなのですが、毎日の暑さで、体調管理が大変、一日が終わる頃にはぐったり…
という方も多いのではないでしょうか?
どうも、尼崎で医療関係の仕事をする1児のママ、Kibouです!
これからの時期、特に気をつけたいのが熱中症。
熱中症は特別な病気ではなく、誰にでも起こりうる可能性があります。
長時間の屋外活動だけでなく、買い物など日常のちょっとした場面でも熱中症になる可能性は十分にあります。また、高温多湿の室内でも熱中症は起こりうるため、注意が必要です。
大切なのは、初期症状を見逃さないこと。
熱中症の初期症状と、今すぐできる対策についてまとめました。
目次
熱中症とは
熱中症とは、暑い環境にいることで体の水分や塩分のバランスが崩れ、体温調節がうまくできなくなる状態のことです。
最近では梅雨型熱中症という言葉もあるように、梅雨の時期は、湿度が高く汗が蒸発しにくいため、体内に熱がこもりやすく、熱中症リスクが高まります。
熱中症は死に至る恐れのある病態ですが、適切な予防法を知っていれば防ぐことができます。
令和6年度(4/29~10/6)の尼崎市内における熱中症による救急搬送者数は、7月~8月にかけて、急増していることがわかります。

発生場所別では、住居が44%・道路が27%、年齢別では高齢者が64%となっています。
体温調整が難しい高齢者や子どもは、特に気をつけなければなりません。
https://www.city.amagasaki.hyogo.jp/kurashi/syobo/kyukyutaio/117nettyuusyou.html
見逃さないで!熱中症の初期症状チェックリスト
次のような症状が出ていたら、熱中症の初期段階(軽度)かもしれません。

これらの症状は、一見「疲れたかな?」で済ませてしまいがちですが、実は体が発している危険信号!気づいたらすぐに行動を起こしましょう。
「いつもと違う」「何だかおかしい」という感覚には要注意!!
初期症状が出たときの対処法

1.すぐに涼しい場所へ
木陰、クーラーの効いた室内、車の中など、暑さから逃れることが第一歩。
2.体を冷やす
衣服をゆるめ、首元・脇の下・足の付け根などを冷やす。保冷剤や冷たいペットボトルでもOK。
3.水分・塩分の補給
水だけではなく、塩分も一緒に補給を。スポーツドリンクや経口補水液がベストです。
なければ、水+塩分のある飴でも代用可。
▼注意▼
経口補水液を一時に大量に飲むと、ナトリウムの過剰摂取になる可能性があります。
腎臓・心臓などの疾患の治療中で、水分摂取について指示されている方は、医師の指示に従いましょう。
4.安静にして無理をしない
症状がひどくなる前に体を休めましょう。改善が見られない場合は、医療機関へ。
すぐに対処することで、重症化を防ぐことができます
予防のポイント:日常生活でできること

1.こまめな水分補給
のどが渇く前に、定期的に飲むことが大切。
遊びに夢中になっている子ども・のどの渇きを感じにくくなる高齢者は、周囲が声かけして促しましょう!
2.通気性の良い服装選び
吸湿速乾素材や、明るい色の服がおすすめです。
3.エアコンを我慢しない
室内でも熱中症になることがあります。
キッチンや浴室など、高温多湿になりやすい場所や状況は特に注意。
▼参考▼
夏場の適切な温度・湿度は、エアコン使用温度26~28℃、湿度50~60%といわれています。
4.暑さに慣れる(暑熱順化)
運動や入浴で体を暑さに慣らしておくことも予防につながります。
まとめ
初期症状は“体からのSOS”。
「ちょっとだるい」「ぼんやりする」と感じたその瞬間が、熱中症の始まりかもしれません。
初期段階に気づき、すぐに正しく対応すれば、重症化は防げます。
初期症状に気づいたら、できる限りはやく、
すずしい場所に移動し、からだを冷やす、水分・塩分の補給、安静にする
を心がけてください。
予防することも非常に重要です。
こまめな水分(塩分)補給、通気性の良い服装選び、エアコンなどでの室温調整、暑さに慣れる
を日ごろから意識しましょう!
自分自身はもちろん、家族や友人、大切な人を守るために、「もしかして?」と思ったら、ためらわずに早めの対策をとりましょう!
暑かった日の翌日に発症する場合もありますので、体調に異変を感じた時には、くれぐれも無理しないことが大切です。
これから数か月は暑い日が続きますが、熱中症対策をしながら、プールや花火大会、お祭りなど、この時期ならではのイベントを楽しみましょう!!

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