子育てって、誰かに相談したいけど「こんな些細なことで…」と遠慮してしまうこと、ありませんか。深夜に赤ちゃんが泣き止まなくて途方に暮れる夜も、保育園のことで頭がいっぱいになる通勤時間も、なかなかタイミングよく相談できないのが現実です。
そんな保護者を支えるために、尼崎市が新しいAIサービスの実証事業をスタートしました。その名も「24時間子育てAIチャット相談」。いつでも、何度でも、気軽に話しかけられるAIがあなたの話を聴いてくれるそうです。
調べてみました!
目次
そもそも「傾聴AI」って何?
このサービスで使われているのは、一般社団法人ZIAIが開発した「傾聴AI」です。
ZIAIは「まずは自分自身を愛せる世界へ」をミッションに掲げる非営利のテック団体で、自殺予防の観点からAIを活用したメンタルサポートの研究・開発を続けています。
傾聴AIの特徴は、解決策を押しつけるのではなく「話を聴くこと」に徹している点。ネガティブな気持ちを吐き出すことでストレスが下がるという考えに基づいて設計されており、ZIAIの実績では利用者のネガティブ感情が約20%減少したというデータもあります。
答えをもらうというより、頭の中でぐるぐると考えていることを言葉にして気持ちを整理する場所、というイメージで使うのがぴったりです。
尼崎市が実証事業として導入した背景
子育ての悩みは、友人や家族に話しにくかったり、専門の相談窓口に連絡するほどでもないと感じてしまったりすることも多いもの。そういった「中間の悩み」をすくい上げる受け皿として、今回の実証事業が企画されました。
AIだから気兼ねなく話せる、24時間対応だから深夜でも使える、というのが特に大きな強みです。
実証期間は令和8年(2026年)5月18日(月)から8月14日(金)まで。通信料は自己負担ですが、サービス自体は無料で利用できます。

こんな人におすすめです
人に話しにくいことがある方、夜中や早朝に不安になることが多い方、気持ちをうまく整理できずにいる方、専門家に相談する前にまず話を聴いてほしい方、それぞれにおすすめです。
対人ではなくAIだから、「こんなこと言っていいのかな」という遠慮が要りません。完璧な答えを求めるのではなく、モヤモヤを吐き出すつもりで使うのが合っています。
使い方はかんたん!アクセス方法
スマートフォンからQRコードを読み込むか、Webサイトにアクセスするだけで利用開始できます。アプリのインストールは不要です。
本格的な相談は「いくしあ総合相談窓口」へ
AIとのチャットを通じて「もう少し専門的なサポートが必要かも」と感じたときは、いくしあ総合相談窓口へつなぐこともできます。
- いくしあ総合相談窓口
- 電話:06-6430-9989(24時間・年中無休)
- FAX:06-6409-4354
- メール:ama-ikushia@city.amagasaki.hyogo.jp
AIの気軽さと、専門家による丁寧なサポートを組み合わせて使える仕組みになっています。
まとめ
ひとりで抱え込まなくていい、という選択肢が増えました。「相談するほどでもないかな」と思っていることも、AIなら気軽に話せるかもしれません。
尼崎市の「24時間子育てAIチャット相談」は2026年8月14日まで実証期間中です。子育てに関わるすべての方に、一度試してみてほしいサービスです。