覚えていますか?昨年(2025年)9月1日、尼崎を走る阪神バスの運賃が240円から250円に値上がりしたことを。
あれからわずか1年──。
2026年9月1日より、今度は250円から260円へとまた10円の値上げが決定しています。3年連続の運賃改定に「またか…」という声も聞こえてきそうですが、今回は改定の全容と阪急バスの状況、そして少しでも節約できる方法をまるごとまとめました。
(前回の2025年改定についての記事はこちら)
目次
尼崎で走るバスの運賃改定まとめ
🚌 阪神バス:9月1日から260円に
尼崎市内を走る路線バスの多くは阪神バス株式会社が運行しています。今回の改定で、普通運賃は以下のように推移しています。
| 改定日 | 改定前 | 改定後 |
|---|---|---|
| 2025年9月1日 | 240円 | 250円 |
| 2026年9月1日 | 250円 | 260円 ← 今回 |
3年で30円の値上げ。生活費に直結するだけに、じわじわ効いてきますね。
🚌 阪急バスは?
阪急バスも尼崎市内(阪神尼崎駅〜伊丹方面など)で路線を運行していますが、2026年9月1日の改定による尼崎路線の具体的な運賃については、現時点で詳細を確認できていません。
最新情報は阪急バス公式サイトでご確認ください。
🚌 その他のバス・市バスは?
尼崎市内を走るバスは、阪神バス・阪急バス・尼崎交通事業振興株式会社(ATS)・伊丹市営バスの4事業者です。尼崎交通事業振興は阪神バスの尼崎市内線を受託運行しており、現在の運賃も250円均一のため、今回の改定と同様の動きになると見られます。一方、伊丹市営バスは今回の改定対象外とされており、尼崎市内を走っていても運賃は据え置きとなる見込みです。つまり、市内を走るバスすべてが値上がりするわけではありません。
値上げの理由は?
阪急阪神ホールディングスは2026年4月23日の発表で、今回の改定について以下の背景を示しています。
- 燃料費・エネルギーコストの上昇
- 乗務員の人件費増加
- 車両・設備の維持管理コスト上昇
日本全国でバスや電車の値上げが相次ぐ中、尼崎も例外ではありません。
尼崎市の助成制度は変わる?
尼崎市では高齢者・障害のある方を対象にバス運賃の助成制度があります。今回の運賃改定を受けて2026年6月の補正予算で助成額の見直しが計上されました。尼崎市議会議員・寺井大地議員の報告をもとにまとめます。
✅ 高齢者バス助成:利用者負担は130円のまま据え置き
現在は運賃250円に対して市が120円を助成し、利用者負担は130円です。260円改定後は市の助成額を130円に増やし、利用者負担は130円のまま据え置く予定です。ただし、定期券については利用者負担も一定程度増える見込みです。
✅ 障害者特別乗車証:市の負担が増加、利用者負担なしを維持
障害のある方向けの特別乗車証は、基本的に利用者負担なしで乗車できる制度です。運賃が260円になった分は市の負担がそのまま増える形となります。
⚠️ 将来的には310円まで段階値上げの方針も
寺井議員によると、阪神バスは中期的に310円まで段階的に値上げしていく方針とのことです。高齢者や障害のある方にとってバスは日常の重要な移動手段だからこそ、助成額の増加だけでなく、公共交通をどう維持していくかという長期的な視点が求められています。
節約策・賢いバスの使い方
値上げは決まってしまいましたが、使い方を工夫すれば負担を最小限にできます。
💡 デジタル1日乗車券(600円)を活用
スマホアプリ「HH cross TOWNS」で購入できるデジタル1日乗車券(大人600円)。1日に3回以上バスに乗るなら断然お得です。おでかけの日はぜひ活用を。
💡 PiTaPa登録型割引を設定
PiTaPaを登録型割引サービスに設定しておくと、月ごとの乗車実績に応じて割引が受けられます。毎日通勤・通学で使う方は要チェックです。
💡 シェアサイクル「HELLO CYCLING」との併用
近距離はシェアサイクル「HELLO CYCLING」(30分160円)で移動し、遠い区間だけバスを使う組み合わせも有効です。市内29か所以上のポートがあり、電動アシスト付きで快適に移動できます。
まとめ
- 2026年9月1日より、阪神バスの普通運賃が250円→260円に改定
- 阪急バスも高齢者定期などを値上げ(平均改定率4.0%)
- 尼崎市には市営バスなし。影響は主に阪神バス利用者
- 1日乗車券・PiTaPa割引・シェアサイクル活用で賢くコスト管理を
「値上がりは困るけど、せっかくなら賢く乗りこなそう!」──尼崎のお出かけを、上手に楽しんでいきましょう🚌