尼崎のバスの乗り方【観光、聖地巡礼に!】

2024.03.03

新大阪駅から2駅。梅田や大阪難波、神戸や宝塚などへも1本でいける超利便性のいい尼崎ですが、実はジワジワと観光需要が高まっているのをご存知ですか?

関西の王道の観光スポット(大阪城? 道頓堀? 京都?)などではなく、よりローカルを楽しみたい人が多く訪れています。また、各所へのアクセスの良さを活かして泊まりに来ただけの人が尼崎の良さに気づいてリピートすることも多いようです。

尼崎市は意外と広い為、全域に張り巡らされたバスが非常に便利です。
ただ、初めての人にとってはルールが分かりにくいのがローカルバスの宿命……。

このページでは、バスの乗り方を簡単にまとめてみました。

尼崎のバスは2種類

尼崎にはバスが3種類走っています。

阪神バス(尼崎市内線・旧市バス)

2016年に民営化してから、尼崎全域を走る市バスは、阪神バスとなりました。尼崎のほとんどの場所へ、張り巡らされています。金額が決まっているため、車両前から乗る前払い方式です。1日乗車券も販売されています。

バスの区間 尼崎全域
乗り方 前から乗る
支払い 前払い
支払い方法 交通系IC
乗る時にタッチして降りる時にタッチする。
現金
乗る時は乗るだけ。降りる時に230円を支払う。
紙式1日乗車券
乗ってすぐ、車掌に「1日乗車券ください」と言って600円(小児300円)を支払う。
2回目以降は紙を見せてください。
デジタル1日乗車券
事前にアプリ(外部サイト)
メリット 1日乗車券があるので、1日で3回以上乗る人はお得。
デメリット 区間によっては1時間に1本無いところも
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阪急バス

尼崎市内では、阪神尼崎駅〜尾浜うどん 風車の郷の前を北上し阪急塚口駅まで行く阪急バスもあります。中には、さらに北上して伊丹市や川西市まで一本で行けるものも。尼崎市内は、阪神バスと同じ料金ですが区間によって金額が変わるため、車両後ろから乗る後払い方式です。

 

バスの区間 阪神尼崎駅〜阪急塚口〜伊丹・川西
乗り方 後ろから乗り、交通系ICの人はタッチする。現金の人は整理券を取る(忘れると最大料金支払うことに)
支払い 後払い
支払い方法 交通系IC
現金
メリット 川西などに1本で行ける。本数が多いので、尾浜うどんなど阪急バス路線付近のお店に行きやすい。
デメリット 1部区間のみしかない
1日乗車券が使えない

阪神バス(阪神線)

主に、国道2号線沿いと、尼宝線沿いを走る路線です。
阪神杭瀬駅〜阪神尼崎駅〜市外をつなぎます。こちらは、1つめの阪神バス(尼崎市内線)と違い、市外に出ると金額が変わるため、整理券をお取りください。

バスの区間 阪神杭瀬駅〜阪神尼崎駅〜
〜宝塚・西宮など
乗り方 後ろから乗り、交通系ICの人はタッチする。現金の人は整理券を取る(忘れると最大料金支払うことに)
支払い 後払い
支払い方法 交通系IC
乗る時にタッチして降りる時にタッチする。
現金
乗る時に整理券を取り降りる時に(尼崎市内の移動であれば)整理券といっしょに230円を支払う。
デジタル1日乗車券
事前にアプリ(外部サイト)にて1日乗車券を購入(会員登録&決済)しておき、降車時に提示してください。
メリット 1日乗車券があるので、1日で3回以上乗る人はお得。
時間が合えば、2号線沿いを東西に横断できる。
甲子園などと1本で往来できるバスがある。
デメリット 1部区間のみしかない
紙式1日乗車券が使えない
区間や時間によっては1時間に1本無いところも

バスの検索の仕方

公式サイトのマップを見る

確実な情報は、公式サイトがオススメ。時々時刻表などが更新されるので確実な情報はそれぞれのサイトを見るのが良いでしょう。
阪神バス(市内線・阪神線)
阪急バス

GoogleMap乗り換え検索(オススメ)

Google Mapの経路検索で電車マークを押すと、一番早いバスがでてきます。
場所によってはいくつか候補も出るのでおすすめですよ!

阪神バス(尼崎市内線)は1日乗車券がお得

3回以上乗るなら、1日乗車券がオススメです。1回230円の乗車賃に対して600円で販売されています。紙式1日乗車券はバスですぐに買えますが、尼崎市内線でしか使えないので注意が必要です。

阪神線にも使えるお得で便利なデジタル1日乗車券が便利です。(外部サイト)

自転車で散策はいかが

乗れる人はHELLO CYCLINGのレンタル自転車が便利です。尼崎は坂道がほとんど無いため、晴れているととても心地良いですよ。自転車の借り方は以前、本サイトでまとめてありますので、そちらもご覧ください。

まとめ

最近、観光需要が徐々に高まる尼崎のバスの利用方法についてまとめてみました。いくつかの種類のバスが走っていることで分かりにくい部分もありますが、分かってしまえばいろいろな場所にバスで行けるので是非バスを利用してみてください。また、自転車も便利ですので、併せて利用してみてくださいね!

この記事を書いた人

加納 ゆい

1989年生まれ。20代は音楽シーンを中心に活動。現在は、映像編集やジャーナリスト活動を行いながら、兵庫県尼崎市の地域活性などに携わっている。 あまっぷ製作委員会の中の人。

現在、尼崎のマップを無料配布中です。

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