武庫・富松一寸ソラマメの秘密|尼崎の伝統野菜が即売り切れる?!毎年5月10日には神社でおまつりも
2025.05.10
尼崎の伝統野菜「一寸ソラマメ」は、毎年5月にだけ味わえる希少な旬の味覚です。その大きさとほくほくした食感、そして地域に根付いた長い歴史から「幻の豆」とも呼ばれています。この記事では、一寸ソラマメの由来や特徴、旬の時期に開催される即売会の様子など、尼崎ならではの伝統野菜の魅力を詳しくご紹介します。
目次
一寸ソラマメは全国にあるが、尼崎の一寸ソラマメが注目されている訳は…?
一寸ソラマメは全国に広く流通しています。愛媛の『松山一寸そらまめ』がブランド化されていたり、家庭菜園で全国どこでも栽培できるとして人気のある品種です。
そんななか、尼崎の一寸ソラマメが注目されている理由は、「幻の豆」だからなのです。
尼崎で受け継がれる伝統
尼崎市の情報によると、一寸ソラマメは、武庫(むこ)地域と富松(とまつ)地域で「武庫一寸」「富松一寸」として1200年以上にわたり栽培されてきたのだそう。日本でのソラマメ栽培の始まりは天平8年(736年)とされ、行基上人がインドの僧侶から伝わった「王墳豆」を武庫村の農家に試作させたのが始まりと伝えられています。
昭和30年以降、都市化が進み農地が減り市場に出回らなくなったことから、平成9年に豆を復活させるべく、「富松豆保存研究会」が発足して、毎年5月に『富松一寸豆祭』を行うようになったそうです。

2025年5月9日の即売会ではわずか17分で500袋即売!
一寸ソラマメの収穫時期は5月と非常に短く、約2週間ほどしか市場に出回りません。
2025年も5月9日からJA兵庫六甲塚口支店前や富松神社などで即売会が開催され、新鮮な一寸ソラマメを求めて列を作ったようです。
今年の即売会では、わずか17分で500袋が完売するほどの人気ぶりだったとのこと。
尼崎の農地は、都市型農業の一歩先を行く
同じく尼崎の伝統野菜『多能の里芋』などを作る園北ファームを運営する内田大造氏は、2018年に施行された都市農地貸借法によって、農地の賃借が円滑になりました。その第一号で1000平米もの農地を譲り受けました。
都市型の農業として数年で大きく発展し、多能の里芋をはじめとする新たな農業の形は農林水産省の令和5年度のレポート内で『都市部におけるコミュニティ農園の事例』として取り上げられています。
参考:https://www.maff.go.jp/j/nousin/kouryu/tosi_nougyo/attach/pdf/t_okonau-30.pdf (33p)
一寸豆、里芋、他にも魅力的な『あまやさい』
さまざまな方の活動によって、尼崎の農業が盛り上がり、尼崎の農政課が『あまやさい』制度をはじめました。
あまやさいを使ったお店も多くありますので、是非行ってみてください♪
参考:https://www.city.amagasaki.hyogo.jp/manabu/nouen/1040043.html
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1989年生まれ。歌手活動とウェブ制作やジャーナリスト活動を行いながら、兵庫県尼崎市の地域活性などに携わっている。合同会社あまっぷのスタッフ。
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